ピアノを弾く



押し花を動かす手が、ピアノを弾いてるみたいだって 真麻さんが言ってくれた。

弾いてるんだね って。

なんだか嬉しくて温かくなった。


小さな頃から、いや産まれた時から音楽に包まれた生活をしていた。

父が休みの日は朝からクラッシックが流れていた。
父はいつもフルートを奏でその音色は私達の体に今でも染み付いている。


学校から帰ってくれば、母がピアノ教室をしていてピアノの音が響いていた。


家族みんなで、合奏したり、連弾したり、ピアノやフルートに合わせ歌ったり。

でも、私は期待されていたほど
音楽では応えられなかった。
歌もピアノでも。

親の期待には応えられなかった。


色んな事が中途半端だった私。


でも押し花に出会い人生が変わった。

そして、今、

真麻さんに声をかけてもらい
新しい自分を見つけワクワクしている。

真麻さんと即興で合わせていると小さな頃ずっと身近にあった音楽が、また蘇ったような感覚になる。


ずっと音に触れていたから真麻さんの凄さは身近で感じる。

その音を感じながら作品を創れる喜びは生きていて良かったと感じさせてくれる。

真麻さんありがとう。


草花の鼓動

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